構造的にもよく似ていて、マンションの南側を細長く公園に充てて住棟の陽あたりを確保し、両者の間は背の高い生け垣で分けています。ただ、規模的には東公園よりも一回り大きく、これが色々な余裕に繋がっています。
例えば出入口脇の花壇。外周植栽帯の幅に少し余裕があるため、プランターではなく花壇を設置して美しく花を飾ることができています。
また、敷地の幅にもいくぶん余裕があります。同じようなアングルから両公園を見比べてみました。
公園西側にある休憩所から見た本庄町中公園 |
同じ位置にある休憩所から見たNo.921 本庄町東公園 |
遊具の数の違いにも余裕が現れており、こちらには滑り台のほか、ブランコ、砂場、太鼓橋ラダー、鉄棒と、児童公園の定番を一通り設置できています。
資料では両者の面積の違いは110平米ほどなのですが、数字以上に広く感じる本庄町東公園でした。
ところで、メインの南面した出入口のほかに、北側にも小さな出入口があります。これが、同じく開発事業者から提供されたと思われる歩道を歩いていると、いきなり歩道がブツリと切れて公園に導かれる構造になっています。
おそらくは開発に当たって公園提供と道路からのセットバック(&歩道提供)の両方をしなければならなかった事業者の方が、なんとか住棟用の面積を減らさないようにと考えた末の策だろうとは思うのですが、子供の通学路などとして考えるとあまりよい構造ではないですね。
(2015年1月訪問)
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