この多布施川沿いも公園・緑道になっているのですが、多布施公園は川からは少し離れた住宅地の中にある普通の小公園です。
住宅の裏側にあたる奥まった敷地で、パーゴラに間を隔てられ、遊具広場と多目的広場とに分けられています。
さらに遊具広場の真ん中にはツツジの植え込みがあって、あまり走り回れないようになっています。
4連ブランコのうち一つだけ、乳幼児でも座れるイス型ブランコになっています。
金属フレームに木製の座面・背もたれという古いモデルですが、今のように公園遊具のユニバーサル化(誰でも使いやすいようにする)が進んでいなかった時期のものだけに、なかなか気が利いています。
滑り台も、高さは低め、傾斜は緩めになっています。この公園は、かなり幼児のことを意識しているようです。
多目的広場の片隅には、赤いダックスフントのコンクリート遊具。
座るところまで幼児向けです。
がしかし、全体的に見ると
- 住宅地の奥まったところにあって道路から見えにくい
- 隣接する住宅は公園に背を向けているうえに高木で公園と住宅を隔てるように仕立てている
- 住宅のない側は農地や遊休地であまり人が通らない
そういう意味で、親子連れが遊ぶ幼児向けの仕立てが適しているとも言える多布施公園でした。
(2014年11月訪問)
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