中野区の江古田(えごた)公園は、江古田川が妙正寺川と合流する付近に設けられた公園です。
ここは都市計画公園としては、中野区と新宿区にまたがる野方公園(13.9ヘクタール)として計画決定されているのですが、そのうちの0.8ヘクタールほどだけが、ここに江古田公園として開園している形になります。
0.8ヘクタールという数字はあるのですが、深い川を挟んで二分されており、また崖地の斜面林も多く含んでいるため、数字ほどの広さは感じられません。
こちらが川の左岸側(北側)のブロック。
広場ではあるのですが、イチョウなどの大きな樹が広場の真ん中にあり、イベントなどでまとまった面積を使うのは難しそうです。
広場の隅には、取ってつけたような感じで複合遊具が一つだけ。
それよりは、こちらの曲がりくねった樹の方が遊び甲斐がありそうです。
また付近は、1477年に江戸城の太田道灌が石神井城の豊島泰経を破った江古田原の合戦の舞台となったところだということで、石碑が建てられていました。
年代物の石碑なので、それ自体が史跡のようなものです。
右岸側(南側)は、基本的には崖の斜面林と崖下の園路になっています。雰囲気はよく散策には適しているのですが、いかんせん狭いので、それ以上に何かをする感じでもありません。まぁ、子供はどこでも元気に遊ぶと思いますが。
都市計画に定められたように、妙正寺川沿いに1キロほどが公園として繋がれば、さらに魅力的な公園になるのですが、今のところは道半ばといった江古田公園でした。
●中野区役所による公園紹介ページ
(2014年8月訪問)
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