焼野南公園は、近畿道と大阪市内とを結ぶ花博通と呼ばれる幹線道路から、一筋だけ入った住宅地にある小公園です。
周囲は大阪市内とは言え高度成長期までは農地が多かった地区で、農村集落の形態を残すところ、高度成長期に開発された古い住宅、幹線道路の名になっている大阪花博(1990年)の前後に開発された住宅や倉庫・工場などが入り混じっており、高速道路や幹線道路の空虚さもあって、印象が一つに固まらない地区です。
さて、焼野南公園。
つくりとしては比較的新しく、先ほどの地区の開発の歴史からすると、おそらく大阪花博の前後に整備された公園だと思われます。
メインの出入口の周囲は舗装され、そこにパーゴラやベンチが置かれて休憩スペースになっています。
中に入ると、基本的には遊具広場。
あまりまとめずに、公園全体に散らばるような形で複合遊具、ブランコ、砂場、幼児用の滑り台などが設置されています。
逆に広場状になったところは狭めで、ボール遊びをするにはもの足りないサイズです。
幹線道路に近いと言うこともあって、公園の周囲は路駐天国になっていました。
路駐をする側からすれば「住宅よりは公園の方が、誰からも文句言われないしー」となるのでしょうが、公園への出入りの際に見通しが悪くなって交通事故の元になりますし、公園内の出来事が道路側から見るづらくなる点も問題です。
公園だけで抱える問題ではなく、地域全体の安全を考える視点で対応を考えていただきたいものです。
(2014年7月訪問)
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