北寺島公園は、浜松駅の南口から東方向へ5分ほど歩いたところにある公園です。
このあたりは古い町割りと新しい区画道路が45度ずれて交差しているために三角地やトンガリ住宅が頻発する地区で、公園もかなりいびつな形をしています。しかし、面積は3,000平米ほどあり、公園の中心部には施設や樹木を入れずに広場を大きく取ることで、あまり不整形さを感じさせないようになっています。
施設などがまとまっているのは外周部西側で、ここにカイヅカイブキやヒノキなどの植栽地があり、その下に東屋があります。
そして中央部は、ドーンと広がる草敷の広場になっています。
広場の北端には築山があり、そこを利用したロング滑り台があります。
長い割には傾斜が緩やかで、それほどスピードが出ないようになっています。
滑り台のデッキ部には、隣の家の方を覗き込めないように、高い壁が付けられています。公園の設計・施工の際に、意外にこういう気遣いを忘れてしまうことがあるので参考になります。
ただ、滑り台自体はローラー式なので、ゴロゴロという音は防げないのが悩ましいところかもしれません。
こんなに大きな滑り台があれば十分なようにも思いますが、いちおう小さい(標準的な)滑り台もありました。
そして、このあたりの公園は総じて砂場が大きめです。
(2013年3月訪問)
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