この広場は、No.657の東四つ木公園から京成線の踏切を渡ったところにあるポケットパークです。
古い木造住宅が多い地区の住環境や防災機能を改善する「四つ木一・二丁目地区密集住宅市街地整備促進事業」の中で整備されたもので、おそらく以前は老朽化した住宅があったのではないかと思われる道路角地を広場にすることで、災害時の避難経路の安全性向上、曲がり角の見通しの確保などを図っています。
もっとも、下の写真ではせっかく広場側にセットバックして拡幅した道路に背の高いワゴン車が止められており、各種改善効果を台無しにしています。
広場内は、クロガネモチの樹の周りにベンチと、災害時に使えるかまどスツールが並べられ、道路沿いの花壇では地元の方が花を育てています。
入口付近には道案内のための方位板。しかし、このあたりの道は非常に入り組んでいるため、この方位盤を頼りに四ツ木駅へ辿り着くのはかなり困難です。
そして広場名の由来となっているのが、こちらの踏切警報機。
この広場へやってきた経緯は分かりませんが、それほど古ぼけてもおらず、しっかりしたものでした。
これぐらいの規模の、とくに子供が遊ぶでもないコミュニティのための広場は、つくった時は良いのですが、10年もして整備時に関わった市民が歳を取って関わらなくなると、いつの間にか放ったらかしになることが良くあります。
ここはまだ新しくきれいですが、末永く地元の皆さんに大切にしていただけることを祈ります。
(2014年3月訪問)
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