「亀田トレイン」といえば、ボクシングの亀田三兄弟の試合入場時に、一列に連なって前の人の両肩に手を載せて歩いてくるアレです。元ネタはグレイシートレインということで良いでしょうか。
しかし、ここは足立区の東武・西新井駅近くにある小公園で、アレとはとくに関係ありません。亀田という、もともと東武鉄道の西新井工場があった土地に、工場廃止(2004年)後の再開発の一環として車両工場のイメージを取り入れて整備されたものです。ということで、園路には線路模様が。模様だけで、それ以上の仕掛けはありません。
亀田三兄弟の亀田ジムは足立区のお隣の葛飾区だそうなので、せっかくですからこの線路で亀田トレインをやって欲しいものです。
展示されている動輪は新品のように見えます。が、解説板には何度も焼きバメして長く使ったことが書かれていますので、ペンキを塗り直せばこれくらいピカピカになるのでしょうか。
こちらの公園のトイレは、災害時には下水道に流さずに地下タンクに溜め込むことで使用可能となる災害時対応仕様です。
阪神・淡路大震災以降、このような災害時対応型の公園施設が増えましたが、「いいものを造ったから、試しに使ってみよう!」と思って試してみると後片付けが大変で(このトイレの場合だと地下タンクから汚物をバキュームカーで汲み取らないといけないのでしょう)、 あまり試用もできないという話を聞きます。
このトイレが実際どうなのかは知りませんが、せっかく造ったものなので有効に活用できるように頑張って欲しいものです。
園内には特別変わったものはなく、ブランコ、鉄棒、平均台、健康遊具、災害時にも使えるかまどベンチなどが設置されています。
この日は近所の保育園児が遊びに来ていたので、遊具の接近写真は無しで。
新しい公園なので、まだ緑が落ち着いておらず少し寂しい気もするのですが、中央に植えられたクスノキが大きく枝葉を伸ばすようになれば、また違った雰囲気になってくると思います。
(2013年6月訪問)
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