阪神・大石駅の南側、東西に細長い形をした大石公園は、No.444の浜田公園と同じく、高架化される以前の阪神電鉄が通っていた廃線敷です。ただし西端の野球場などがあるブロックについては、その北端だけが廃線敷です。
西端ブロックには戦災復興の記念碑があるので、線路跡以外の部分は戦災復興区画整理で確保された用地なのかも知れません。
野球場の南側には、大きなコンクリート製の遊具が置かれた遊具広場があります。
こちらはクジラのようなプレーウォール。
こちらは砂場の海に浮かぶ船と、奥には滑り台の付いたお城が見えます。
西洋風のお城の塔から、吊り橋を模したコンクリート製の滑り台が出ています。
もともとは塔の中にも入れたようなのですが、訪れた時には残念ながら鉄製の板で塞がれており、中がどうなっているのかは分かりませんでした。たぶん中にゴミが捨てられたり、寝泊まりする人がいたりしたので塞いでしまったのでしょう。
野球場から道一本渡ると、いかにも廃線敷という中央のブロックに入ります。
導入部だけは敷地中央にハッキリとした園路がありますが、直になくなって広場と一体化します。
さらにもう一本道路で隔てられた東端ブロックには、美しい花壇や中規模の複合遊具を持つ遊具広場などがあります。
こちらのブロックには、阪神・淡路大震災の際に、この辺りの西郷地区で亡くなった113名のお名前の入った慰霊碑もあります。
阪神・淡路大震災モニュメントについてはこちらも
(2013年4月訪問)
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