武庫川に面した斜面地をひな壇上に切り開いた街の、とある一壇にある小公園です。
このひな壇には大型マンションが連なっているのですが、マンションごとに小規模な公園がくっついている感があります。
これらは、おそらく「開発提供公園」「帰属公園」と呼ばれるものと思われます。
大規模な住宅開発は周辺に及ぼす影響が大きく、人口増によって公園が不足するため「一緒に公園をつくって市に譲り渡さないと、住宅開発を許可しないよ!」とする制度に基づくものなのですが、年月の経過とともに同じような内容の小さな公園の数ばかりが増えてしまい、管理手間が大きくなるといった欠点も現れています。
全国でそうした悩みが聞かれますが、宝塚市の場合はどうでしょうか。
それはさておき梅野公園。
おそらく同時期に建設されたと思われる幾つかのマンションに囲まれており、メインの出入口は段上の道路から下りていく階段、もう一つの出入口はマンションの駐車場を通り抜けるという構造になっています。
周りを建物や擁壁に取り囲まれて狭苦しいという見方もできますが、こぢんまりして子供の飛び出しなどに気を使わなくて良いため、幼児連れにはかえって使いやすいのではないかと思いました。
(2013年4月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿