高池前公園は、除染作業の真っ最中で入ることができなかったNo.404の川沼西公園から東へ300mほど離れたところにあり、歓喜寺というお寺の周りを囲むように配置された小公園です。
こちらは除染作業の途中という感じで、訪れた時には作業はおこなわれていませんでしたが立入禁止となっていました。
一連の除染作業のうち、植栽の刈込作業はすでに終わったのか、袋詰めにされて公園の隅に仮置きされていました。
公園の中には、土管遊具とか緩傾斜の滑り台とか、ちょっと古めで面白そうな遊具が幾つかあったので、ぜひ近くで見てみたかったのですが...
ところで公園北側の隣接地には「荒井町開祖 荒井清蔵翁碑」がありました。嘉永元年に中村に生まれ、明治の中頃に曲田、川沼と呼ばれていた一帯を拓いて、今日の発展の礎を築いた人物だと言うことです。
碑文を読むと「開拓」のように湿地帯を農地として開発したわけではなく、湿田の多い一帯に居を構え、将来の発展を説いて熱心に人々に移住を勧めたということなので、「都市開発」を主導したということなのでしょう。
碑の表面に「明治43年(1910)1月吉日」と大きく刻まれており、それにしてはきれいすぎると思ったら、平成元年(1989)に再建されたものだそうです。
(2013年1月訪問)
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