もともとは尻内駅という駅名で、市街地に別に八戸駅があったのですが、40年ほど前に駅名変更があって旧・尻内駅が八戸駅に、旧・八戸駅が本八戸駅になったそうです。
そういうわけで、八戸駅から徒歩2分のところにあるのが尻内中央公園です。
No.363の尻内東公園と基本的な構成は似ているのですが、多目的に使える草広場を中心に、広場の周りに遊具が数点、外周部にはサクラの植栽が並びます。
八戸市による公園紹介ページには、東北新幹線「はやて」カラーに塗られたコンクリート製遊具が登場していますが、私が訪れた時にはありませんでした。
まだ新しい砂場と揺れる動物がありましたので、改修で今風の遊具に入替られたのかも知れません。
そのほかに目立つのは、八戸市への編入(1955年)以前にこの地区があった上長苗代村出身者の慰霊碑。
世界の平和と人類の幸福を祈念し、日清日ロの両戦役、満州支那の両事変、並に大東亜戦争に当時の上長苗代村より従軍し、不幸 祖国の礎となられた勇士の霊を慰め、その芳名を永く構成に伝えんと、この碑を建立する。
国のため征きて還らぬ丈夫の みたまよここにやすらけくあれ
昭和40年8月15日 大東亜戦争終結20周年記念
八戸市尻内町内一同建之
ところで、公園のすぐ横を流れる川で見かけた注意看板がこちら。
なんだか怖い内容ですが、わざわざこんなしっかりした看板を立てるほどに、青森では「毒物使用による殺人事件」が起きてましたっけ?
それも川への流入を警戒するほどの毒物事件と言えば、地下鉄サリン事件くらいしか思いつかないのですが...
●八戸市による公園紹介ページ
(2013年4月訪問)
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