台東区根岸の界隈は東京大空襲の被害に遭わなかったため、戦前の家並みが残る地区として知られています。
もっとも、そこに隣接する鶯谷駅から日暮里駅にかけてのJR線北側は、戦後に再建された住宅地の中に古い連れ込み宿やラブホテルが入り混じり、下町というか場末というか、なんとも言えないゴチャ混ぜ感が漂う一帯となっています。
そんな街にも(そんな街だからこそ)、小さな公園があります。
根岸2丁目児童遊園は、自動車も入りにくいような細道の奥にあります。
東京に雪が積もって2~3日後に行ったのですが、まだ建物の陰になる場所では道路に圧雪が残っているような状態で、公園には道路から除けた雪が集められていました。
それでも複合遊具の周りだけ融けているのは、陽あたりの問題なのか、あるいは「せめて遊具の周りには雪を放り込まないようにしよう」とした気遣いなのか。
上の写真から細道一本挟んだところにある、さらに小さい広場も、行政的には一体の公園であるようです。
(2013年1月訪問)
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