JR日暮里駅から5分ほど歩いた住宅地の中にある公園です。
街区公園ですが0.62ヘクタールと広めなうえ、あたりは古い市街地で公園が少なめなので、近傍から人が集まってくる公園のような気がします。
規模なりに遊具が充実しており、とくにそこいらの街区公園ならメインを張れるだけの遊具が3点揃っていて、なかなか強力です。
まずこちらは、複合遊具と2つの倉庫が一体化したもの。滑り台の頂部から倉庫の1つの屋根に登ることができ、吊り橋を渡ってもう1つの倉庫まで行くことができます。
建物の状態から見て、元からあった倉庫2つに後から遊具をくっつけたようです。登れそうな建物があれば屋上に登ってみたくなるのが子供の気持ちですので、そこを上手に突いていると思います。
もう一つ目立つのが、こちらの岩山。岩と木、金属、プラスチックが組み合わさった、別の意味での複合遊具です。
山遊具と呼ぶにはゴツゴツしすぎている外観は、自然石を割ったもののように見えます。最近の擬石はよくできているので外観だけではわかりませんが、いずれにせよこれだけ大きな石を運んでくるだけでも大変です。
さらに鋼製のターザンロープ(ロープウェイ)もあります。
それら遊具とは少し離れて、広場から自然に登る丘があり、ややもすれば平板になってしまう公園の景観を引き締めています。
この丘の向こう側には、夏場には幼児プール(徒渉池)となる噴水池があるのですが、訪れたときは水が入っていなかったのでまったく気づきませんでした。
夏の模様は、荒川区による公園紹介ページでご覧ください。
また公園の外周部は、一部歩道と一体化したプロムナードとなっており、ちょっとした休憩場所として使えるようになっています。こういう場所は公園の内と外とを繋ぐものになりますので、もう少し公園側に開けていても良かったかな、と思いました。
●荒川区による公園紹介ページ
(2013年1月訪問)
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