もしかすると「中央として育って欲しいという願いが込められている」「那覇市の人口重心がこのあたり」「市内の公園を束ねる秘密が隠されている」などの理由があるのかも知れませんが、今のところ不明です。
ま、実際は公園のある楚辺地区の中央ということなのでしょう。
この場所には明治の頃から監獄(刑務所)があったそうで、今も隣接地には検察庁支部、裁判所、拘置所などが並びます。刑務所時代は、そちらも含めて一体の敷地だったようです。
広場、野球場、テニスコート、遊具広場などがあってそこそこ広く、近隣の中心的な公園であることは間違いありません。
ただ、周辺の人口構造などが変わってきて利用も減っているのでしょうか、全体的にうらぶれた感じが漂う管理状況です。
那覇市では、不定期ながら老朽化した身近な公園を時々リニューアルしていますので、そろそろ中央公園も時期が来ているかも知れません。
そんな雰囲気の中でも、タコの滑り台は健在。
奥に見えるキノコの東屋とは、いちおう色を合わせて統一感を出しているのかも知れません。
色々使えるリングトンネル遊具、
ほかでは見たことがなくネーミングが思いつかない遊具(写真下)などもあります。いわゆる太鼓橋と呼ばれる横置きハシゴ状の遊具の真ん中に、ローラー滑り台で使うようなローラーを並べたもの。ローラー部分の劣化が激しいため更新時期が来ているように思いますが、珍しい遊具なので、ぜひメンテナンスをしながら長持ちさせていただきたいものです。
こちらの冬でも青々とした芝生は、残念ながら公園ではなく隣の合同庁舎の敷地内。
おそらく沖縄気象台の関連施設ではないかと思います。
(2012年12月訪問)
【2016年2月追記】
近くへ行く用事があったので、「リングトンネル遊具」と「ほかでは見たことがなくネーミングが思いつかない遊具」の様子を久しぶりに見に行ってみたところ、どちらも撤去されて跡形もなくなっていました。
老朽化していたので仕方のない事だとは思いますが、一抹の寂しさもあります。
代わりに幼児向けの滑り台が設置されていました。
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