どちらも太平洋に面しているのですが、東日本大震災では比較的津波の被害が小さかった地区です(あくまで家ごと、地盤ごと流されてしまった地区に比べてということですが)。
諏訪原の住宅地の中で、海岸から200~300mほどの位置にある沼ノ内公園の付近も、資料では5~7mの高さの津波が襲ってきたとのことです。公園付近の地盤高が5~6mですので、だいたい1~2mくらいの浸水があったはずですが公園には大きな被害の跡は見られませんでした。
ここから2~3kmほど離れただけの隣の地区では住宅流出などの壊滅的な被害が出ていますので、なぜこんなに被害の差があったのかはよくわかりません。海底・海岸の地形や津波の方向などが関係しているのでしょうか。
さて、現在の公園は、広場一面と遊具、トイレなどで構成されています。海側に広がるマツ林は防潮林です。
広場は一面の草地です。各々の違いはあるのですが、いわき市内の公園ではよく採用されている形態です。
遊具は滑り台とブランコ、揺れる遊具(ラッコ型1、コアラ型3)などです
(2012年12月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿