浦添市と那覇市との境界近く、市営住宅に囲まれるように作られている小公園です。
公園入口にはお洒落な半円状の門があります。
No.238のひらりん公園ほど立派な「門構え」になっているものは珍しいですが、沖縄の小公園にはこうした門が設置されていることが多いように思います。
門を入ると小さな遊具広場があり、そこに東屋が置かれています。この位置に東屋というのは、目の前にあるバス停でバスを待つ人にも嬉しい配慮です。
ちなみに公園前のバス道は、パイプライン通りと呼ばれています。古くは那覇軍港から北谷町桑江まで米軍の燃料を直送するパイプラインが埋設されていたルートです。
少し坂を登っていくと、市営住宅に囲まれた広場に出ます。
広場を見下ろす位置に、コンクリート造、2階建て+ロフトのお洒落な建物があります。ところが近寄ってよく見てみると、これがなんと遊具になっています。
2階部分に吊り橋、滑り台が設けられており、また外周部はテラス通路になっていて走り回ることができます。さらにロフト部分に階段で登ることもできるのですが、外へは出られないようめコンクリートブロック窓でしっかり固められているため眺めはよくありませんでした。でも秘密基地っぽくて、子供は好きかも知れません。
こちらの柵のようなものは、公園の片隅で見つけたの謎の物件。
ものとしては公園ゲートで、真ん中に原付バイクの侵入防止柵ないしは転落防止柵(子供が走って飛び出さないよう注意喚起のためにつける)が付いたもののように見えます。しかしゲートの向こうは崖の草むらで、市営住宅のスロープには通じていません。
おそらく市営住宅の建て替えかなにかで公園との接続部が付け替えられて、公園側のゲートだけが残ったものと推察されます。
そしてまた、公園の片隅には「ハブに注意」の看板。No.245の皆福地下ダム公園では、宮古島にはハブがいないので安心して草むらに入って行きましたが、沖縄本島では要注意です。
少々古いデータですが、浦添市内での市によるハブ捕り器の運用結果は、2005年に84匹、2006年に106匹などとなっていますので、公園の管理作業でもハブ対策は重要です。
(2012年10月訪問)
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