坂が多い場所のため公園は大きく上下2段に分かれますが、上下とも割合広めの敷地があり、都心部には貴重な公園です。
売り物は、その上下の高低差を活かした砦のような複合遊具。
ただし、遊具そのものの巨大さの割には、実は廊下や階段ばかりが大きく、滑り台はユルめというところが幼児の利用にも配慮しているのではないかと思われます。
下段から。最下部の滑り台の角度がユルめです |
上段から見た方が砦っぽいかも |
もう一つ段差を活かしたカスケード(水路)がありましたが、残念ながら水は流れていませんでした。昨今の省電力志向、行政の節約志向の中、ポンプで水を回さないといけない水景施設の扱いは難しいところです。
修景的にも良くできた施設だとは思うのですが |
ほかに目立つのは山遊具。大阪市街地の古い公園では見慣れたタイプです。
このほか、上段にも幼児用の砂場やブランコなどの遊具があります。
古い公園なので、少しずつ改修の手を入れているのか、あるいは近所の人が勝手にやってのか、ペンキが剥げ落ちたベンチと、カラフルに塗り直されたベンチが同居していました。
古い方だけなら「まぁこんなものか...」と思ってしまいますが、すぐ近くに塗り直したものがあれば、やはり塗り直した方に座りたくなるのが人情です。
塗り直し前 |
塗り直し後 |
上段には、剥げてはいるものの芝生の広場があります。
また地区の集会所やお地蔵様もあり、地区にとって重要な公園になっているのではないかと推察されます。
芝生っぽい広場 |
お地蔵様(東高津延命地蔵) |
(2012年7月訪問)
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