クヌギ、コナラなどの風通しの良い林は、国木田独歩との縁があるらしく、南半分は「独歩の森」の愛称が付けられています。
しかしながら、長いこと伐採をしていないために木が大きくなりすぎており、独歩の時代と比べると、かなり暗めの状況になっていると思われます。
林床も落ち葉が積もっており、ふかふかして気持ちが良いと言えばそうなのですが、いささか単調な状態になっています。
その辺は管理に携わるボランティア団体でも気になっているようで、枯れ枝を並べて道を縁取り、林床に人が入りすぎないようにしようとしています。おそらく。
ちなみに北半分は、元・都立武蔵野青年の家の跡地だそうで、こちらは木が小さめで、林床にはササは多いもののけっこう豊かな植生です。
いつ頃まで青年の家があったのかはわかりませんが、もしかすると施設があったころの管理状態の違いが林の状態の違いに出ているのかも知れません。
(2012年5月訪問)
●武蔵野市の公園紹介ページ
●武蔵野の森を育てる会HP
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