泉大津市街地にある三十合池(さんじゅうごういけ)公園は、ほぼ野球場一面しかない小公園です。元々はもう少し広かったようなのですが、公園の一部を削って急性期病院が建設中で、野球場しか残らなかったようです。
野球場は両翼60メートルほどで、市街地にはよくあるサイズ。周囲に余地が少ないので、高めのフェンスで全体が囲まれています。
外野の周りを園路が通っていますが、公園敷地の8割ほどが野球場で園路幅も狭いため、残念ながら、さほど歩いて楽しいものではありません。
園路で一周できればまだ良いのですが、道路側の一辺は、もとあった園路状の余地を無くして駐車場にしているので、残念ながらそれも叶いません。
いまは病院の工事関係者、開院すれば利用者で混み合うものと思われ、市の収入にとっては良いことなのでしょうが。
病院側の一角には、大きな縁台状の人工芝盛土が作られていて、現状では、園内でここだけが人の滞留する場になっています。
おそらく病院が完成すれば、公園との接合部分などはもう少し改良されると思うのですが、せっかく公園と病院が並ぶのですから、患者さんや家族の皆さんが少しでも憩える場になることを願う三十合池公園でした。
(2023年12月訪問)
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