兵庫県三田市にある人造湖・千丈寺湖畔の公園を巡るシリーズ。末東(すえひがし)公園は、湖北部の東岸にある小公園です。
そもそも、千丈寺湖は青野川と黒川という2本の川が合流する付近をダムで堰き止めてつくられており、北から流れ込む青野川沿いの広い範囲が末(すえ)地区です。
ダム湖に隔てられる以前から、川を挟んで東末と西末とに分かれており、両方の村の神社は西が姉神様、東に弟神様が祀られていて、今も同じ日に秋祭りをして、お旅所に立って双方が扇で招き合うという行事が行なわれているそうです。
...ということで東側にある末東公園なのですが、ほぼ一面、舗装された広場があるだけです。
この広場とは別に5台くらい止められる駐車場があるのですが、格段に広くて停めやすいので、大抵の人はこっちに停めると思います。
いちおうパーゴラやトイレがあって、その後ろにも少しだけ平場があるのですが、ほぼ草茫々になっていて、容易に足を踏み入れることはできません。
ですので、公園利用者というか、広場に車を停めている人は、樹々の隙間から湖岸に出て、釣りをする人たちだろうと思います。
カイヅカイブキのトンネルを抜ければ、こんな景色が広がっています。
公園内では取り立てて掲載するほどの写真も撮れないので、公園から100メートルほど離れたところにある東の村の天神さま。
いい顔をした狛犬たちが出迎えてくれます。
(2023年5月訪問)
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