3387/1000　竜が台北公園（神戸市須磨区）

神戸市須磨区にある須磨ニュータウンの一角を占める竜が台地区。中高層の集合住宅が立ち並ぶ中にあるのが、竜が台北公園です。

「車は通れるけれど団地内通路」という構造の行き止まり道や、団地内に張り巡らされた遊歩道からしか入ることができないので、ほぼ団地住民専用と言っても良いでしょう。

丘陵地開発らしい緩やかな傾斜地を敷地としており、大きく上下2段に分かれるうちの上段が草敷きの広場、下段が遊具コーナーになっています。

遊具コーナーの中にも高低差があるところに、小さな擁壁で段差を強調した上に遊具を置いて、非常にメリハリを効かせた遊び場としています。

でも、滑り部の長さは、それほど長くもないような気がします。

滑り台のデッキ部分は、ネット遊具と連続する遊具にもなっています。ネット遊具部分もかなり大きく、遊びごたえがあります。

ところで、ここの滑り台や擁壁などは、全体が六角形を組み合わせたハニカム状に配置されているのですが、地上にいては、あまりその形は感じられません。
周りの高層住宅から見られることを前提とした設計なのでしょうか。

このブランコも、縁石を六角形に並べた枠の中に設置されています。

そのように遊具配置やデザインに凝った下段と比べて、上段は見たままそのままの広場といった感じです。

見た目を気にする竜が台北公園でした。

（2023年2月訪問）