JR鳥取駅の周囲には温泉が湧いており、県庁所在地ですが駅前がいきなり温泉街になっています。はじめて温泉が出た明治中頃は、駅付近は旧城下町の外側で吉方村と呼ばれていたため”吉方温泉”と呼ばれており、その後に鳥取市の住所として吉方温泉町ができたようです。
そんな吉方温泉町の北の方にあるのが吉方北公園。城下町と吉方村を区切っていた袋川(旧袋川)沿いの住宅地の中にある小公園です。
吉方温泉町域ではありますが、温泉街からは離れ、鳥取城址の久松山を望む静かな住宅地の一角です。
南北に長い長方形状の整った敷地で、北側に遊具を集め、南側が広場になっています。
遊具は滑り台、ブランコ、砂場、ジャングルジム、登り棒など。やや古めでオーソドックスなものばかりですが、種類は豊富です。
金属製の遊具が多い中で、滑り台だけはプラパーツが入っており、いつかの時点でこれだけが入れ替えられたのではないかと思います。
ブランコと比べると、明らかに新しいですから。
でもブログ作者が気になったのは、こちらの登り棒。一部で棒が外されている箇所もありますが、本来は16本も棒があったものです。
小学校に置かれているものなら授業で使うこともありますが、公園にしては大ぶりで、町に子供が溢れていた時代のことを思い起こさせます。
川沿いの静かな町の吉方北公園でした。
(2022年10月訪問)
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