宮崎市の東部7号街区公園は、宮崎港フェリー乗り場にほど近い場所にある小公園です。
周りは区画整理がされて共同住宅等が建ち始めているのですが、駐車場や倉庫など暫定っぽい土地利用も多い土地柄です。
そうした立地らしく平坦で整形の敷地の中に、あえて草張りの盛土山を作っています。
単純ですが幼児から小学生まで使えて、少し手伝ってもらえば車いすの子供でも登れるので、ブログ作者がけっこう好きな遊具?です。
見つけたらいちおう登ってみます。
大人にとってはわずかなものですが、子供にすればかなり目線が高くなるので、いつもとは違った景色を見ることができます。
形のはっきりした遊具としては、小型の複合遊具、ブランコ、揺れる動物遊具などがあります。
小さめの滑り台なのですが、階段、トンネルラダー、ネットが付いていて3種類の登り方を楽しむことができます。
ブランコは、通常の座板タイプと、乳幼児向けのバケットタイプが一つずつ付いたもの。
大・小のフレームが並ぶところが、なんとなくリズミカルな感じがして、好きなデザインです。
あとはゾウとクルマのスイング遊具などがあります。
でも、この公園でいちばん印象に残ったのは「太陽系について」と題された謎の解説板。書いてあること自体はそれほど謎でもないのですが、なぜこの公園に建っているのかが謎なのです。
唐突に太陽系のことを語り始めて「詳しくは科学技術館へ行こう」などと言うので、科学技術館が近くにあるのかと思ったら2km以上離れた宮崎駅近くにあるようだし、園内にはこの看板の足元に埋め込まれた陶板以外に太陽系に関わるものなどなく、どうして良いものか迷うアイテムです。
■現地の解説板より「太陽系について」
自ら輝く恒星である太陽と、太陽のまわりを公転する8つの惑星(太陽に近いほうから水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星)の集まりを太陽系といいます。
※この画像はイメージ図であり、惑星の大きさや公転軌道、太陽からの距離については、実測値と異なります。【詳しくは宮崎科学技術館へ行こう!!】
「ここが東部7号公園なので、1号=水星、2号=金星、3号=地球みたいな感じで8号公園までが各惑星の解説を受け持っているのか」とも考えたのですが、5番目の木星の解説をしているしなぁ...
宮崎市の端っこの方で、太陽系のことを考えた東部7号街区公園でした。
(2022年6月訪問)
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