貝塚市と岸和田市の市境あたりにある戸建住宅地の中に、やたらと立派なライオン像が置かれた小公園があります。その名もらいおん公園。
ただし、市で付けている正式名称ではない可能性もあります。
貝塚市では、これくらいのサイズの遊び場には園名板を設置しないスタイルなので、おそらくこの園名板も開発事業者が設置したものだと思います。
ひとつの盤面にローマン体、ポップ体、明朝体など複数のフォントが気ままに使われているので、じっと見ていると頭が痛くなってきます。
住宅地全体のシンボルとしての役割を担うライオン像なのだろうと思いますが、”大きな玉を支える円柱から3頭のライオンが生えてきて咆哮する”という構図で、デザイン意図の詳細は謎です。
ただ、柱と一体化したライオンの胴体とか、その下の後ろ足の部分などを上手に削り出す作業は大変だっただろう、ということは想像されます。
どうしてもライオン像に目が向いてしまいますが、改めて公園の全景。住宅地の中の三叉路に面しています。
ライオンの後ろ側に、一本足の休憩所と、ジャングルジム、揺れる動物遊具などが置かれています。
ジャングルジムはけっこう使い込まれています。この住宅地に暮らした子供なら、絶対いちどは登ったことがあるのでしょう。
揺れる動物遊具はウマとカバ。
この商品シリーズにはライオン型1もあるので、できればライオンを採用して欲しかったと思います。
周りの住宅とともに歳を重ねるらいおん公園でした。
(2022年6月訪問)
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