No.2995 坂上公園がある坂上地区の旧集落のすぐ西に隣接して、坂ノ上団地という戸建住宅地があります。その団地開発に伴って4つの小公園が作られているのですが、そのうちの3ヵ所に立ち寄りました。
まず第一公園。
3つの中では一番大きいのですが、といっても250平米もないくらいの、細長い敷地をしています。
敷地の幅は6メートルほどですが、街区を突き抜けて2本の道路に接しているので、園内を通り抜けができるよう遊具は片側に一直線に並べられています。
同じような砂場が2つありますが、1つは砂遊び用、1つは滑り台の着地用と分類されているのでしょうか。
滑り台のすぐ後ろにブランコ。今の安全基準に合わせると、他の遊具や柵との距離がまったく取れないので、新しいものには更新することができない状況です。
通り抜けができる構造を活かせば、遊具型はあきらめて花壇や芝生のある園地型への全面リニューアルが良いのではないかと考えます。
続いて第二公園。
10メートル四方よりはいくぶん広い、戸建て1軒ぶんくらいのサイズです。
施設は滑り台が1基と砂場だけ。でも滑り台は新しいものに更新されています。
とは言え、ベンチもないので子供を遊ばせに来てもあまり長居はできません。
最後は第三公園。第二公園と間口は同じくらいですが、奥行きが深く、その分のスペースで2連ブランコを設置できています。
ブランコは第一公園と同じモデルのものだと思いますが、こちらの方が設置場所の前後左右にいくらか余裕があるので、安全柵付きのものへの交換も可能だろうと思います。
とは言え、住宅地が開発された当時とは人口構造、子供の数も変わっているので、どのようにリニューアルしていくのかは考えどころの坂ノ上団地の遊び場たちでした。
(2021年11月訪問)
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