宮田と書いてミヤデンと読む宮田公園は、加古川市の東南部、別府町の幼稚園のすぐ向かいにある小公園です。片仮名で「ミヤデン」と書くと、地方の家電量販店みたいですが。
長方形をした敷地の中央にパーゴラを置いて2つに区切り、片側を広場に、片側に遊具を配置するという構造はありがちなのですが、9月に訪ねたら広場部分は一面の草の海でした。
大人の膝上くらいまでは伸びていて、子供がバッタを採るにはいいかも知れませんが、それ以外では気軽には足を踏み込めない状況です。小学校や幼稚園がすぐそばにあるのですが、利用が少ないのかなぁ。
一方、遊具ブロックにも草は多いのですが、その中央に巨大な四角錐台(いわゆる先の欠けたピラミッド形)の人造山があるので、かなり違った景色に見えます。
ガケ登り、滑り台などがあるのは一面だけで、その他の面はコンクリートの山が剥き出しになっています。
でも、これはこれで駆け上がったり、やんちゃな子は自転車やキックスケーターで駆け下りたりと、色々な遊び方ができるように思います。
そして頂上には土管遊具。
「本来であれば地中に埋まっているべきものが山頂にある」ことから、この付近の大地の成り立ちがわかります。山中で貝の化石を見つけることがあるようなものですね(嘘)。
砂場の中にはコンクリート製の動物遊具が設置されているのですが、ピラミッド、ワニ、ライオン、砂と単語を並べると、かなりエジプトっぽく感じられます。
そのほかに目立っている遊具としては、大・小のジャングルジムがあります。
大は奥の方にチラッと写っている、一般的によく見かけるものですが、小は初めて見ました。
基本的な遊び方はジャングルジム大と同じだと思いますが、鉄格子の中に入りこむことは難しいと思います。そして直線的な形状は、両端から歩いていってジャンケンをして負けたら下りる「一本橋ジャンケン」にも向いているように思います。
シーソーやブランコは、とくに変わったところはない標準的なものです。
いい遊具があるだけに、もう少し子供たちに集まってもらいたい宮田公園でした。
(2021年9月訪問)
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