2821/1000 西町公園(大阪市淀川区)

2021/09/11

山遊具 身近な公園 大阪市淀川区 大阪府

t f B! P L

西町公園は、新大阪駅から西南に歩いて5分ほどのところにある小公園です。
資料によれば開設が1938年(昭和13年)となっていますが、園内にはそこまで古いアイテムはなさそうです。
同じ資料に都市計画決定が1966年(昭和41年)、開設が1975年(昭和50年)だとも書かれているので、付近で1964年の新大阪駅(東海道新幹線)開業に合わせた区画整理事業が行なわれた際に、場所や区画が変更され再整備されたのではないかと考えています。

...と鉄道の話を入れてきたのは、いわゆる前フリ。この公園はJRの宮原操車場に隣接しており、とにかく電車がよく見えるのです。
操車場の方に向けて視線を遮る柵や灌木もほとんどなく、意識的に操車場を見せているのではないかと思うほどです。

時間帯、タイミングにもよるのでしょうが、大阪近郊で見慣れた通勤電車のほか、新大阪駅を発着する「はるか」や「くろしお」などの特急車両、豪華列車の瑞風、高架橋を通る山陽新幹線の車両などを見ることができます。

さて、そんな西町公園の園内ですが、東西に細長い長方形をしており、大まかには東半分が広場スペース、西半分が遊具スペースになっています。

広場スペースの中でも、さらに一番東端が周囲よりも一段高くなっており、園内全体を見渡すことができます。周囲の道路よりも高いので自然地形のようには思えないのですが、整備に際して造成されたのでしょうか。

そして、西側の遊具スペースには、石の山遊具、滑り台、ブランコなどが設置されています。

石の山遊具は、大阪市内では時々見かけるタイプのもので、ハッキリと滑り台の形をした人研ぎ滑り台が石の山に載っかった形状をしています。

石の山遊具というと、山の斜面そのものがツルツルして滑れるようになっているものも多いのですが、ここでは手すりがあって、それだけを外して他所に持っていっても使えるような滑り台が幅狭・幅広の2つ付いています。

ほかには小ぶりな滑り台、

座板式の4連ブランコ、

バケット式の幼児用2連ブランコ(ただし1つは修繕中)などの遊具があります。

高木がなんだか不格好な樹形に剪定されていることは気になりましたが、利用者も多く、総じて明るくて楽しげな西町公園でした。

(2021年6月訪問)

ブログ内検索 Search

アーカイブ Archive

地図 Map

問い合わせ Contact

名前

メール *

メッセージ *

Facebook Page

QooQ