関西では、大阪市の梅田エリアの北側にあたる再開発地区を「うめきた」と呼ぶのですが、そこが漢字ではなく平仮名標記なのは、じつはこの町のせいなのでないかと疑いをかけているのが、堺市の百舌鳥梅北町(もずうめきたちょう)です。
ただ、明治後半の地図を見てみると、当時の中百舌鳥村には「梅」「北方」という大字・字があるので、梅と北方の合成地名で梅北町になったのであれば、そう古い地名ではないかも知れません。
そんな梅北町にある梅北公園は、変則的な交差点に面した三角公園です。
変形の小さな敷地ではありますが、園内には4連ブランコのほかに、滑り台とラダーの複合遊具、ジャングルジムとラダーの複合遊具、シーソー、鉄棒などがコンパクトに収められています。
周辺の公園よりも明らかに遊具が充実しており、訪ねたのが平日の放課後だったこともあって、園内は子供でいっぱい。写真はこの1枚に止めることとなりました。
ところで、公園のすぐ北に隣接して、洋館と言うにもユニークなデザインの建物がありました。縦にスラッと高い4階建で、屋上には展望台のようなものが見えます。
反対側に回ってみると、個人医院の看板が出ていました。ということは、1階が診察室で、2~4階が住居なのでしょうか。
現地ではよくわからなかったので帰ってから調べてみると、国の登録有形文化財になっている旧是枝近有邸という建物でした。なんでも、もともとは溜池に突き出した半島のような場所に、湖畔に建つ城をイメージして建てられたものだとか。
いいですね!
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