2640/1000 羽衣ぼだいじゅ公園(兵庫県西宮市)

2021/01/20

狭小公園 玄関出たら公園の家 西宮市 兵庫県

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「羽衣ぼだいじゅ」と聞くと、天女の羽衣伝説とお釈迦様のお話が合体したかのようなありがたい印象を受けますが、実際は阪急・夙川駅近くの西宮市羽衣町にある、菩提樹が植えられた小公園です。
羽衣町という町名も、月刊神戸っ子のウェブサイトによれば、昭和初期に付近の住宅開発を進めた大神中央土地という会社の重役会で、めでたい名前を選んで命名されたそうです。

付近は六甲山系の山裾にあたり、細かい起伏が多い地形です。
このため、公園を外から見ると垂直の擁壁に囲まれており、なんだか巨大なプランターの中に樹を植えているように見えてきます。

敷地形状をみると計画的に造成されて整備された公園だと思うのですが、その割には「玄関出たら公園の家」もあって、ここに至る経過が今ひとつよくわかりません。

再び園内。
道路に対して1方向だけ間口が開き、奥行きが深い形状をしています。
そのうちの手前半分くらいが舗装されて休憩施設などがあり、奥のほうが土敷きでちょっとだけアスレチック遊具が置かれています。

舗装と土敷きの境目くらいに植えられているのが、菩提樹ですね。
菩提樹の足元には柵があって、お釈迦様でも勝手に寝転んだりはできないようになっています。

駅から徒歩すぐの街中なのですが、静かな穴場スポットの羽衣ぼだいじゅ公園でした。

(2020年5月訪問)

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