五色山公園は、兵庫県下最大の前方後円墳である国史跡・五色塚古墳から東へ100メートルほど離れた住宅地の中にある小公園です。
公園になる以前は現在の公園の何倍もあるような邸宅があったはずなのですが、その頃の名残でしょうか、公園を支える擁壁にガレージのようなものがいくつも並んでおり、現在は地区の防災コミュニティ倉庫として使われています。
擁壁の脇にある階段を登って園内に入ると、敷地が大きく2段に分割されており、下段がネットフェンスに囲まれた土敷きの広場、上段が遊具、花壇、東屋などになっています。
ネットフェンスはそこそこ高いのですが、別段ボール遊びを推奨しているわけではなく、一度飛び出して、擁壁の下の方の坂下までずっと転がってしまうことを防ぐためのものでしょう。
上段に回るとこのようになっており、大小の滑り台、砂場、鉄棒などがあります。
敷地の都合でしょうが、遊具が滑り台ばかりというのは少々微妙な感じで、もうちょっと別の動きができる遊具も欲しいところです。
上段の一番奥の方には、腹筋ベンチ、背伸ばしベンチもあり、さらにその奥に小さな植樹帯があります。
これも敷地形状の都合で、やや歪に出っ張った部分を活用してものなのでしょうが、意外に落ち着くミニ緑地になっています。
冬の乾いた青空が心地よい五色山東公園でした。
(2020年2月訪問)
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