2381/1000　大宮児童公園（沖縄県名護市）

名護市の大宮児童公園は、市立大宮小学校の西隣にある小公園です。
沖縄以外での「大宮」地名は、読んで字のごとく大きな神社の近くにあるものですが、沖縄の大宮はなにがあるのかよく知りません。

小学校ともども低丘の麓にあるような立地で、周囲の道路からは階段で入っていく格好になります。
入口付近は常緑樹が鬱蒼としており、入ることをやや躊躇してしまいます。

そのまま通り抜けていくと、松の木に囲まれた広場に出ました。なんとなく昔の「馬場」のような地形です。
広場の奥の方には小さなガケ滑り台が見えているので、そちらの方まで行ってみます。

近づいてみると、それはもう滑り台とは呼べないくらいにツルツルさが失われて、ただのコンクリートの斜面になっていました。

元・ガケ滑り台の上から今きた方を振り返ったところ。
下から見た時よりも、いっそう囲まれた風に見えます。

そしてガケ滑り台の奥には、単体の滑り台とブランコがありました。
ここが、この公園の一番の遊具コーナーになっているようです。

滑り台、2連ブランコとも、比較的新しいものです。

ブランコの裏には小学校が見えました。
間のフェンスにはいちおう門が付いていますが、通用口とも言えないくらい簡素なものです。門の向こうでも、校舎は公園に対して完全に後ろを向けているので、積極的に学校と公園とを繋ぐ意図はなさそうです。

樹木が大きく育ち、児童向けの公園としてはちょっと暗い雰囲気になっていると感じた大宮児童公園でした。

（2019年12月訪問）