広場のある整った公園、溜池、草に埋もれ気味の遊び場が連なっているのですが、それぞれが独立した施設のように配置されており、どこまでが「太秦2号公園」の区域なのかは現地ではよくわかりませんでした。
後から寝屋川市の資料を見ると、公園面積は11,440平米だと書かれていたので、一連の中から溜池を除いたくらいが公園区域なのだろうと思います。
ということで、まず西端の整った公園から。
ここには南北方向にきれいな園路が通っており、これの西側が遊具コーナーとゲートボール場、東側が少年野球などができる土の広場になっています。
遊具コーナーは親子連れでいっぱいだったので写真は省略。
しかたなく、誰もいなかったゲートボール場の写真を掲載します。
そして、こちらが土敷きの広場。まったく映えない写真ばかりで申し訳ありません。
それでも広場の隅の方には、きれいな花壇と、寝屋川の姉妹都市であるニューポートニューズ市(アメリカ合衆国バージニア州)との交流を示すモニュメントがあります。
でも現地のプレートによれば、「ニューポートニューズ市は、アメリカ合衆国のバージニア州に位置し、合衆国の国鳥はハクトウワシです。このモニュメントは、ハクトウワシをモチーフとしてデザインしています。」って、なんだか三段跳び論法のような強引さを感じます。
もっとニューポートニューズ市そのものを象徴するようなデザインはなかったのでしょうか...
続いて、広場の東隣にある山新池。
昼間だけ開放される門があって、池端の観察コーナーまで行くことができます。
池に張り出したデッキテラスが作られており、よくある感じの野鳥観察のための「のぞき穴」が設けられています。
せっかくなので覗いて見たら、対岸の木の枝にゴイサギがいました。
池端は歩くことができないので、いったん公園の外に出て住宅地の中を80メートルほど東へ進むと、最後に残った「草に埋もれ気味の遊び場」があります。
寝屋川市での経験からすれば、このサイズの遊び場は「ちびっこ老人憩いの広場」に分類されていることが多いのですが、それを示す園名板がなかったので、太秦2号公園の一部に含まれているのではないかと想像します。
遊具は滑り台、ジャングルジム、鉄棒、砂場などが揃っているのですが、広場として使えるスペースが少なく、遊びが限定的になりがちです。
山新池を眺めるデッキも設けられているのですが、先ほどの観察コーナーと比べると、いかにも貧弱です。
同じ時間帯に写真を撮るのも遠慮しないといけないほどに親子連れであふれていた西端の遊具コーナーと比べると寂しい限りで、どうも後からできた主要部と機能が重複しすぎていて、人気を奪われてしまったのではないかと想像します。
いろいろと想像でのコメントが多くなってしまった太秦2号公園でした。
(2019年10月訪問)
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