北の沢公園は、藻岩山の南麓、北の沢地区の住宅地の中にあるのですが、斜面地の森を取り込んでおり、写真の撮りようによっては山のキャンプ場のようにも見える公園です。
下写真は、上写真の出入口から100メートルほど入ったところなのですが、ちょっとした高原の雰囲気が漂っています。
その園路の沿道を見ると、ササの生い茂る林になっています。
この写真だけ見れば、クマが出ても驚きはありません(実際に目の前に出てきたら驚くと思いますが)。
これだけなら、ただの「山」ですが、木陰に数多く置かれたテーブルとベンチが、どことはなしに「山のキャンプ場」を思わせます。
園内は、全体的に斜面と言うか、平坦な場所がほとんどありません。
メイン遊具がある北端の芝生広場も、この傾斜です。
札幌市内の公園には、雪遊び用の「スキー山」が作られていることが多いのですが、ここの場合はそのままでもスキーに使えます。
もう少し遊具に近づくと、こんな感じ。
ローラー滑り台を持つ複合遊具が、ネット遊具でターザンロープと繋がっています。
陽気な「顔」も付いています。
かなり人気が出そうな遊具なので、園内のいちばん奥まった場所に置いておくのは、少しもったいないようにも思いました。
坂の下の方には、幼児向けの滑り台と砂場のある遊び場もあります。
ただ、先ほどの芝生広場の明るさと比べると、大きな樹の下の遊び場は暗く湿っぽい雰囲気になりがちで、遊具も美しいとは言えない状態になっていました。
どちらかと言えば、林の中の爽快感を活かす形へと変化していく方が良いと感じた北の沢公園でした。
(2019年8月訪問)
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