2171/1000 玉川上水公園(東京都杉並区)

2019/07/11

擬木の世界 身近な公園 杉並区 東京都

t f B! P L
No.21652170にかけて、かつての淀橋浄水場に通じていた新上水(現在の水道道路)沿いの公園を訪ねました。
それらから2~3キロほど上流(西)へ進むと、いつしか水道道路はなくなり、代わりに玉川上水そのものの上部を利用した公園に出ます。これが杉並区の玉川上水公園です。

今回は、西端の明治大学和泉キャンパス前からスタートします。大学とビルとに挟まれたところが公園となっています。

と言いながら、入ってすぐのところは、明大前駅の利用者向けの駐輪場になっており、どこが公園なのかよくわかりません。

しばらく進むと、公園としてのフリースペースはなくなり、ただの通路のようになってしまいました。
ここで公園が途切れているのかとも思いましたが、「公園内なので、自転車は降りて通ってください」という標識があったので、やっぱり公園内なのでしょう。

とは言え、この先の自転車置場まで100メートルくらいあるので、誰も押して歩いたりはしません。

ところで、上の写真でフェンスの向こうに見えているツタに覆われた物件が、玉川上水の水路です。

初めに書いたように、基本的にはこの水路の上に土を盛って、そこを公園にしているのですが、京王井の頭線をまたぐところだけ水路管が外に出ていたので、なんとか撮影。
とは言え、なんのこっちゃよくわからない写真になってしまいました。

線路を渡ると、再び水路管は地下にもぐり、公園と道路とが明確に区切られて、やっと公園らしくなってきました。

ここには、大きな水車風の装飾を施された滑り台+空中デッキの複合遊具がありました。

水車の部分には、遊具としての積極的な機能はとくになさそうです。

水車の次は、コンクリート製のクジラの遊具。
新宿中央公園にある有名なクジラと同型のものだと思われますが、新宿中央公園のものが真っ白に色落ちしていることと比べると、丁寧に使われている印象です。

そして、ブランコや揺れる遊具などもあります。

しかし、このブロックで印象に残ったのは、作品名の代わりに「ごみを捨てないで」と貼られてしまった銅像。貼り紙に適した場所は、ほかになかったのでしょうか。

さらに東へと進んでいくと、細い一般道を間に挟んで、東端のブロックへと入ります。
もともとは上水に橋が架かっていたのでしょうか、それっぽいデザインの出入口になっています。

東ブロックの売り物は、コンクリート擬木のアスレチック遊具。
幼児でも遊べる切り株と、小学生がよじ登る高木とがあります。

切り株はなんだか白っぽく、湖底遺跡から見つかったかのような質感です。

そして、いちばん東の端は、水門風のモニュメントがある池で終了。
歩いて楽しい玉川上水公園でした。

杉並区による公園紹介ページ

(2019年6月訪問)

ブログ内検索 Search

アーカイブ Archive

地図 Map

問い合わせ Contact

名前

メール *

メッセージ *

Facebook Page

QooQ