神戸市須磨区の高倉台は、須磨ニュータウンの一角として1970年代に開発された地区で、大小の公園や緑道が計画的に配置されています。
そうした利用者のことを考えた公園緑地ネットワークの中にあって、この高倉台小松公園だけは少し毛色が違っており、造成時に残した尾根の上の、あまり人が行かないような行き止まりの場所にあります。
手元の資料では、面積は5,127平米となっているのですが、おそらく階段の周りの斜面地が広く含まれており、尾根上の平坦地は500~600平米くらいしかありません。
その平坦地の片隅に、ブランコと鉄棒があります。
しかし、高倉台は公園や団地の遊び場が充実しているエリアなだけに、この丘の上までやってきて鉄棒をする子供がどれほどいるものか疑問です。
大人が毎朝のごく軽い登山、ラジオ体操などをするには良いと思うのですが、子供だけで遊びに行く場所ではないと思う高倉台小松公園でした。
(2015年10月訪問)
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