長尾台は枚方市東部の戸建て住宅地で、1960年代後半から徐々に丘陵地が切り開かれてできた町です。
東には生駒山地の北端にあたる枚方丘陵、西には淀川越しに北摂山地まで望むことができ、なかなか眺めのよい場所にあたります。
と言っても、最近は第二京阪道路の大きな高架が通り、眺望は大きく損なわれるようになりました。そんな長尾台の南の端に長尾台大谷公園があります。
「長尾台」なのに「大谷」という名が示すように、長尾台エリアの端っこ、台地から谷へと下りていく斜面地の一段を使った小さな公園です。
住宅裏の目立たない敷地で、一歩外れると「マムシに注意」しなければならない竹藪へと繋がります。
施設は滑り台、ブランコ、砂場といわゆる児童公園三種の神器でサラッと構成されており、これといった特徴はありません。
全体的に放っておかれている感が出ており、周辺住民の方々の間でこの場所への関心が薄れてきているように感じられる長尾台大谷公園でした。
(2018年5月訪問)
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