1769/1000 東山公園(東京都板橋区)

2018/04/19

身近な公園 水遊び場 東京都 板橋区 幼児プール

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東山公園は、東武・ときわ台駅から南西へ500メートルほど離れ、川越街道から一筋入ったところにある公園です。
付近の住宅地の混み合い具合と比べて公園敷地は広めで、幼児用のプールもあるので、もともとの土地利用が気になりました。

本ブログでいつもお世話になっている日文研の地図データベースで1960年(昭和35年)の東京都市計画図を見ると、この公園を含めたブロックには「豊島青果市場・分場」が描かれています。
そこで東京豊島青果(株)の沿革を見ると、1972年(昭和47年)に「板橋市場開場とともに、当社板橋支社として業務開始。同時に板橋支店廃止」と書かれているます。現在の板橋支社はこことは離れた高島平にあるので、ここにあった旧・板橋支店跡地のうち、街道に面した便利の良い場所は民間住宅にして、奥まった場所を公園にしたのではないかと考えます。

さて、現在の公園ですが、やや変形の敷地を、広場、幼児プール、取り急ぎ「謎の施設」と呼ぶもので三分しています。

広場は、道路に近いところには高木がパラパラと植えられ、そこを通り抜けると遊具があるような構造です。
遊具は滑り台とクライミングウォールの複合遊具、ブランコ、砂場など。

複合遊具は比較的新しいようですが、ブランコは年季が入っています。

砂場は屋根付き(ただし雨は通り抜け)。

幼児プールは、板橋区では「こどもの池」と呼ばれており、区内の公園20数カ所に設置されています。
そこそこ広くて、幼稚園の1学年くらいなら一度に遊べそうです。

で、敷地の一番奥にあるのが「謎の施設」。
ケヤキなどの高木の周りを島状に区切り、その周りをコンクリートで舗装された園路が周回しています。

柵とも、手すりともつかないものが所々に設置されているので、ローラースケート場のようにも見えますし、幼児用の自転車乗り場として交通公園的に使われていたのかも知れません。

変に高い鉄棒とともに、謎の残る板橋区の東山公園でした。

(2018年2月訪問)

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