ここ数回、さいたま市にある「大宮盆栽村」エリアにある公園を訪ねていますが、その中でも北東の外れの方にあるのが盆栽緑地公園です。
字面だけを見ると、盆栽がズラーっと並べられた風景を思い浮かべてしまいますが、当然そんなことはありません。
地形的には、台地端にあった盆栽村の中心部から、だんだんと東を流れる芝川の方へと下がって行く途中にあたります。ですので、もともと昭和初期に開発された盆栽村の中で、造成されずに斜面林・バッファゾーンとして残されていたような場所ではないかと想像します。
敷地内はだいたいが自然林風ですが、樹種は針広色々と混じっており、植栽したものだろうと思います。夏だと少し薄暗いかも知れませんが、秋の散策には良い雰囲気です。
全体的にモノトーンの中に、真っ赤な紅葉が入るあたりは、上手に景色を作っているように思います。
そんな林の中に、木製の砦遊具が一つ。周りの雰囲気に溶け込んで、悪くない風景です。
でもこれも、夏場だと樹木の葉の陰になるので、少しジメッとした感じになってしまうかも知れません。
隣には市立の「盆栽四季の家」という施設もあって、盆栽村巡りの途中で座って休むこともできる盆栽緑地公園でした。
(2017年12月訪問)
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