ナゴヤドーム前矢田駅の目の前に矢田小学校があり、その隣に矢田公園があります。小学校の校庭と公園は一体的に整備されており、矢田学校公園とも呼ばれています。
本ブログでもしばしば登場する学校公園ですが、「校庭と公園の一体化」にも色々あって、柵もなく接している例、柵は合っても自由に行き来できる門がある例、敷地としては重複していて時間帯によって使い分ける例などがあります。
ここの場合は、校庭と公園は敷地管理の面では分かれており、学校は学校、公園は公園のセクションが管理しています。ただ、両者の間はネットフェンスのようなもので簡単に仕切られているだけで、授業の邪魔にならなければ公園から校庭の方へ入っても良いことになっています。
私が訪れたのは夏休み中だったので校庭はガランとしていますが、平日でも「教育活動に支障がない」なら入るくらいは許されるとそうなので、校庭開放のレベルとしてはかなり壁が低い方です。
ちょうど学校農園の手入れをしている方がいらっしゃたので、一声かけてから入ってみました。
百葉箱なんて、久しぶりに見たなぁ。
公園の前に学校施設の方を紹介してしまいますが、校庭の隅の方にある遊具コーナーも一般利用可能です(夜間、休日などはダメ)。
ただ、施設内容は滑り台、ジャングルジム、雲梯、鉄棒など、公園遊具と大差がないので、わざわざ公園から入ってきて使うほどでもありません。
学校側から公園を見ると、こんな感じ。
制度的には校庭と公園をあわせて一つの学校公園なので、子供たちも公園の方に出てきて良いはずなのですが、実際の学校側の運営・指導の状況はわかりません。やはり休み時間などに公園に出ていってはダメなのかも知れません。
公園側の遊具は、滑り台、石の山遊具、ブランコなど。
石の山遊具は、整ったドーム型のパーツと軟体生物のような滑り台のパーツが組み合わさっており、見る向きによって姿が異なります。
幼児向けのバケットタイプのブランコは、小学校にはないでしょう。
幼児向けには、砂場や動物の象形遊具もありますが、パンダが黒すぎるのが気になりました。光化学スモッグの雨でも浴びたのでしょうか。
これは個人的に「布団干し」と呼んでいる遊具(もしくは健康器具)。
正式名称はわかりませんし、使い方・遊び方も今ひとつピンときません。
公園の東側に出て右を見ると、名古屋ドームが見えました。
園内の石の山遊具とドームが重なる写真が撮れれば絵になるのですが、公園外周の樹がよく育っているため無理でした。
石の山の上から、フェンスを越えて、校庭部分までを見渡すと、かなり広いと感じます。
子供の数が少ない時代ですので、この両方をフルに活用する機会は少ないようにも思った矢田公園でした。
(2017年8月訪問)
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