関東地方の各所には「富士山が見える(かつては見えた)から富士見」という町名があります。
ここ川崎市富士見もその一つなのだろうと思うのですが、大正~昭和初期にかけて、この公園付近には富士瓦斯紡績(現:フジボウ)の大工場があったそうなので、もしかするとフジボウの工場が見えるから富士見なのかも知れません。
さて、そんな憶測はさておき、本日のお題の富士見1丁目公園は、大規模マンションの西側に取って付けたような細長い敷地の公園です。
反対側から眺めてもこのとおり。
歩道のない道路に面しており、道路沿いの一部が歩道代わりとして舗装されているため、それが実際の面積以上に公園を狭く見せています。
細長い敷地には、細長い遊具が似合います。
こちらの遊具は遠目に見ると複合遊具なのですが、近づいてみると滑り台と登攀遊具がそれぞれ独立して建っています。
滑り台を滑るためには垂直のネットを登らなければならないので、結構ハードルが高めです。
また、登攀遊具の方は斜めの壁を登って棒で降りる(もしくはその逆)で、こちらも幼稚園年長さん以上くらいがターゲットと言った感じです。
その割には、その他の遊具はごく低年齢向けのものになっているので、ややターゲットを絞りきれていない感もある富士見1丁目公園でした。
(2017年1月訪問)
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