京阪電車の本線に森小路(もりしょうじ)駅がありますが、森小路公園は、この駅からは500メートルくらい離れ、地下鉄千林大宮駅のすぐ隣りにあります。駅も公園も町名で言えば森小路に含まれるので何も間違っていないのですが、少しだけ違和感を感じてしまいます。
そんな森小路公園の周りは住宅地ですが、公園の直近には保育所や福祉センターなどが集まっています。保育所からは公園に向けて通用門が開いているので、たまには子供たちが遊びに来ているのでしょう。
公園の敷地は中央部にフェンスがあって二分されており、片側はボール遊びなどに使う広場、もう片側はおもに幼児向けの遊具広場になっています。
そう言いながら、フェンスは後から取って付けたような仕上げ具合で、最近になって事故防止などの理由で追加されたのではないかと思われます。
隣の保育所の人は迷惑をしているかも知れませんが、ボール遊びができそうな広場の壁には野村スコープが描かれ、投てき板として使えるようになっていました。
No.1491 主税町公園のものは両面使える投てき板でしたが、この公園のものはやや高め、低めのストライク・ゾーンを使い分けられるようになっています。
くれぐれも、落書きを助長してるわけではないことは汲み取っていただきたい(笑)
一方、遊具広場の方は、幼児向けの小ぶりな滑り台、ブランコなどがあります。
幼児向けの滑り台はもう一基、大阪市内ではよく見かける幅広のものもあります。
そしてブランコはバケットタイプのみの2連で、低年齢の乳幼児向けのものです。
これらが砂場の周りに小ぢんまりと集められています。
しかし、実はこの公園の一番の見どころは、プレーウォールに所狭しと描かれた魚たちでしょう。
側面だけではなく、上面や穴の中も使って、魚だけでなくタコ、イカ、クラゲなど海の仲間達が描かれています。
なんとなくタコが多い気がするのは、タコ焼き好きの大阪というお土地柄でしょうか。
そしてこれはクリオネ?
まちなかの小さな公園ですが、子供たちの絵が楽しい気分にさせてくれる森小路公園でした。
(2017年3月訪問)
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