久我山東児童遊園は、古くからの戸建て住宅が多い街区の奥まったところにある小公園です。街区の中央部と言えばそうとも言えますが、路地の奥という表現の方が正しいような場所です。
大きく育った樹木に囲まれて、石の山遊具、ブランコ、プレーウォールなど、古くからの遊具が現役で頑張っています。
中でも目立っているのは、四角錐台形をした石の山遊具でしょう。
4つの斜面のうち3つが崖遊具仕立てになっていて、明確な階段はありません。
また2方向を結ぶトンネルも通っています。
残る1面は、とうぜん滑り台。
雨上がりに訪れたせいで泥だらけになっていますが、これもまた近所の子供たちがよく遊んでいる証拠です。
いちおう山遊具の上に登ってみました。
改めて見てみると、滑り台から繋がっている砂場は真四角でもなく、左右対称でもなく、不規則な造型をしています。
ブランコは4連。隣の家の窓と近すぎるのが難点です。晴れた日に窓際にいると、揺れるブランコの影が落ちるかも知れません。
トイレは杉並区でよく見かけるフクロウ博士タイプ。
そして地味ですが、プレーウォール。公園の出入口から直結しており、子供たちを遊びの空間へと誘います。
後ろには大きなモクレンの樹もあって、花の季節が楽しめそうな久我山東児童遊園でした。
(2016年6月訪問)
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