同じ敷地の中に地区公民館があるのですが、この前庭にあたる部分が花々で彩られており、ご近所の皆さんに親しまれている雰囲気が伝わってきます。
小さな園内ですが、上記の前庭部分と広場とが段切されており、前庭にもブランコやシーソーが置かれています。
コンパクトで良いといえばそうなのですが、現在の安全基準に照らすと詰め込みすぎで危ない感じがします。
一方、下段は土敷きの広場を最大限に大きく取るようになっており、ここは地区のイベントなどに使えそうです。私が訪れたときは公民館で行事が行われていたらしく、駐車場代わりになっていました。
その広場の中で目立っているのが、大きな円形の砂場の中央に置かれたアシカの形をしたコンクリート製の滑り台です。
2匹のアシカが寄り添って1つのボールを持ち上げています。
遊具としての愛らしさとは別に「永遠の愛」「夫婦円満」といったキーワードも浮かんでくるデザインです。
目元はちょっと間抜けな感じがしますけどね。
それはそうとして、ここでも公園名の変更にともなって「児童」の文字が黒く塗りつぶされています。なかなかの徹底ぶりですが、仕事としては粗いためイタズラに見えてしまうところが難点です。
おまけ.
これまでにもNo.1178 のだけ公園などで、沖縄の公園で見かけるコンクリート擬木の技術を讃えてきましたが、ここは「擬竹」が用いられています。
これもなかなか素晴らしいですね。園名板を手直しした人にも見習ってほしいものです。
(2016年2月訪問)
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