関谷町(せきやちょう)公園は、南海・難波駅から南東すぐ、日本橋中学校の隣にある公園です。
資料によれば中学校の校庭もすべて公園区域で、開園面積は約8,800平米となっているのですが、実際に行ってみると敷地の2/3くらいが校庭として仕切られて占用されており、その中に入ることはできませんでした。
本ブログでは公園と校庭とが兼用されたり、隣接・一体化したりする学校公園の事例をいくつも訪ねてきましたが、その中でもかなり学校寄りの部類に入ると思います。
下は中学校のフェンスに引っ付いて撮影した写真。校庭の向こうに見える緑が、誰でも入れる現状公園部分です。
現状公園部分から学校側を見たところ。いちおう校庭と公園とを行き来できる門が設けられていますが、出たところに野球のバックネットがあったりして、しばらくこの門が開かれることはなさそうです。
もっとも、現状公園部分についても、繁華街に近くホームレスや不法投棄を始めとする公園管理上の問題が多いという土地柄からか、高いフェンスに囲まれて昼間だけ開園する全フェンス型の公園になっていますので、誰でも自由に使えるようにはなっていません。
中に入ってしまえば芝生が美しく、シンボルツリーになっているクスノキもよく育った気持ちの良い公園なのですが、フェンスがなければこれも維持できないということでしょうか。難しいところです。
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