現状で公園敷地は道路に囲まれた1つのブロックを敷津小学校と分けあい、さらに道路を挟んで飛地のようになった東側の小スペースも公園区域に含まれるようです。下の写真で道路の左右とも公園区域です。
都市計画上は小学校のグラウンドも半分くらいは公園になっている学校公園の1パターンなのですが(下図で緑着色の範囲が都市計画上の公園区域)、そこは小学校が独占的に使用しているため、代わりに道路を挟んだ敷地を公園として確保したのではないかと想像します。
大阪市提供「マップナビおおさか」から当該箇所を引用 http://www.mapnavi.city.osaka.lg.jp/webgis/index.html |
さて現在の高岸公園です。
まず、一番公園らしいのは北端の広場状になった部分。小学校との境界付近にはコンクリート舗装された園路が通ります。
この園路から小学校の校庭になっている区域に出入りできる門もあるのですが、ゴミの溜まり具合を見ると、もう長いこと開かれていないようです。
そこから南に下がると、小学校に敷地を取られて幅狭になった部分があります。こちら側にブランコや砂場などの幼児向けの遊具、藤棚などがあるのですが、訪れた時は草も藤も旺盛に茂っており、子供が楽しく遊べる雰囲気にはなっていませんでした。
最後に飛地の部分は舗装された園路と樹木植栽のみで構成されており、遊びにはほとんど使えませんが休憩には適しており、この公園内では一番都会的な区域だといえます。
以前にもNo.185 庚申堂公園、No.973 金塚ふれあい西公園などが登場しましたが、JR大阪環状線の駅で言えば天王寺~新今宮~今宮あたりのエリアでは、1990年代の不景気の頃に至るところの公園にホームレスが溢れたこともあって、このように鍵付きの門で閉じられた全フェンス型公園が少なくありません。
そうした事情はわかるのですが、公園になっている以上は、せめて昼間くらいは開いて欲しいものです。
(2015年9月訪問)
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