ハーリーは沖縄の各地で行われる海のお祭りで、豊漁や海の安全を祈るものです。
メイン行事は伝統的な木造の小舟・サバニでの競漕で、鮮やかに飾られた競漕用のサバニを「ハーリー船」と呼ぶこともあります。
石垣漁港ハーリー広場は、その名のとおり石垣島のハーリーが開かれる石垣漁港に面したところにあります。
基本的には細長い芝生広場なのですが、間に車も通る一般道が入って2つに分割されています。
北側の芝生広場はグラウンド・ゴルフに使えるようになっていて、ホールポストが置いたままになっていました。
もう一方、南側の芝生広場には複合遊具、ブランコ、揺れる動物などが置かれており、幼児向けの施設内容になっています。
4連ブランコは座板がゴム製の柔らかいものと、乳幼児向けのバケット式のもの都になっており、低年齢層の利用を意識していることがわかります。
もっとも、同じ遊具をズラズラと並べているところには、いささかやる気の無さを感じてしまいます。
広場の一角には、コンクリート製の柱の立派な柱に赤瓦屋根の休憩所がありました。No.1091 八島小学校横公園で台風に吹き倒されたらしい木造休憩所を見てきた後だけに、とても逞しく感じられます。三匹の子豚もびっくりの対比です。
ハーリー広場の休憩所 |
No.1091 八島小学校横公園の休憩所(倒壊) |
そして広場の横には大きな倉庫があったので、おそらく、この中にハーリー船が収納されているのだろうと思います。
きっと石垣島に初夏を告げる石垣市爬龍船競漕大会(海神祭ハーリー)の時には賑わうであろう、石垣漁港ハーリー広場でした。
(2015年8月訪問)
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