ずいぶん前に福島県いわき市のNo.262 松ヶ岡公園を訪ねましたが、今回は兵庫県明石市の松が丘公園です。
松が丘公園は、兵庫県の明石市と神戸市垂水区の舞子地区とにまたがる人口約2.1万人の巨大団地(明舞団地)の中にあります。面積は3ヘクタールで団地の中でも大きく、また団地センター(商業ビル、管理事務所)に隣接しており、この団地を代表する公園だと言えます。
敷地は、その名のとおり松の茂る丘を中心にして、その周囲にいくつかの広場が配置された構造になっています。
丘の周りにある広場は植栽や地形でいくつかに分かれるのですが、訪れた人が忘れられないのは、なんと言っても丘の西側で群れをなす動物遊具の広場(こどものくに)でしょう。
あまりに素晴らしいので、余すことなくご紹介。
まず「こどものくに」の入口には、木の妖精のような人たちが待ち構えています。
キリン。大人でも背中に登ることは難しく、もっぱら腹の下に入って遊ぶことしかできません。
子ゾウ。聞いたところでは以前は親ゾウもいたらしいのですが、今はいません。
カバは親子が揃っているのかな。
水牛vs野牛。荒々しい闘いになりそうです。
サイも加わると、なお激しい闘いに。
シマウマたちは、そんな争いとは遠く平和に暮らしています。
シカやラクダも平和そうですね。
実家の近所に住んでいる古馴染みのおじさんみたいな優しい顔立ちのゴリラ。
逆に険しい顔のカンガルー。
ライオンは夫婦で。
トラは岩の上で孤独に吠えています。ここだけ、タイガーバームガーデン風です。
南の方の動物が多い中で、北方から唯一参加のホッキョクグマ。
リアルタイプの動物が多くを占める中で、プレーウォールになっているラクダとアシカ(?)もいます。
昆虫界から唯一参加のカブトムシもプレーウォールに。
ちなみに、公園灯やベンチも樹木風の表面加工がしてあり、動物王国の雰囲気を盛り上げています。
とまぁ、住宅公団(現・UR)のビッグプロジェクト団地ならではの素晴らしい動物遊具が並ぶ松が丘公園ですが、それが45年以上経ってもしっかりと維持されていることがもっと素晴らしいですね。
水牛の角なんか、すぐに折れてしまいそうなのですが。
写真点数が多くなりすぎたので、「こどものくに」以外の紹介は明日に続きます。
(2015年2月訪問)
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