西宮市の北部、六甲山系の北側にあたる生瀬、名塩、山口などの地区は、1951年(昭和26年)の合併で西宮市に編入されたものの、大阪湾岸の南部市街地と直結する交通機関はなく、南部とはやや違った経緯で開発が進んできた地域です。
その中の生瀬地区の一角、武庫川を見下ろす丘の上に40年ほど前に開発された青葉台の住宅地のなかに、青葉台第3公園があります。
住宅地のなかでも標高の高いところにあり、敷地は細長い形状をしています。
滑り台の上部に設けられた小広場が公園内で一番高いところで、武庫川越しに六甲山系東部の山並みがよく見えます。
この広場の周りは、なぜか土管に取り囲まれています。遊具、プランター、ただの飾り、柵代わり、いろいろな役割がありそうです。
滑り台のほかにはブランコ、鉄棒、砂場があり、いわゆる三種の神器が揃っています。
また、多目的広場には移動可能なバスケットゴールがありました。
むかし小学校にはよく置かれていたように思うのですが、公園では珍しいかなと思います。
そして昼間だというのに、公園のすぐ横まで六甲名物のイノシシが来ていました。
牙の目立たないメスで、なんとなくお腹が大きいように思うので、もうじきウリ坊が生まれるのかも知れません。
写真を撮るために近づいても特に騒ぐでもなく、しばらく落ち葉の下をガサガサとほじくってから、どこかへ行ってしまいました。
生まれたウリ坊を連れている時はもっと乱暴になるので、公園利用者も気をつけないといけません。
(2014年2月訪問)
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