高架になっている阪神・尼崎駅のすぐ北側に、車中からもよく見える大きな鳥居があります。鳥居に比べて社殿が小さな尼崎えびす神社の大鳥居です
この鳥居も含めて、神社の参道・境内と一体化した公園が神田公園です。
尼崎市の都市計画概要図を見ると、道路に囲まれた細長い三角地のうち社殿が建つ一角を除いて公園としての都市計画決定がなされています。
こちらが高さ17mの大鳥居。狭い敷地いっぱいに笠木を広げて建つ姿は、足元の滑り台を圧倒します。見よ!この存在感。
遊具はブランコ、ノーマル滑り台、回らなくなった元・回転ジャングルジム、ラダーを両翼に広げた滑り台などがありました。
ありましたというのは、この公園を訪ねたのが2013年の1月なのですが、その後に阪神電車の車内から見下ろしたところ工事が入っていたようだったので、幾つかの遊具は新しいものと交換された可能性があります。
阪神・尼崎駅の北側は、住宅地、商店街、飲み屋街、風俗街などがゴチャ混ぜになった地区で、自由に休めるオープンスペースが少ないため、この公園にも色々な人がひっきりなしにやって来ます。
そんな忙しい人たちのために、お手製のゴミ箱には「ごゆっくりどうぞ」の文字が。
そして砂場には、タコの頭(ないしは胴)のみのコンクリート遊具があります。
No.365の三の丸公園の記事を書いた時には「神田公園のタコと同じものだな」と思っていたのですが、改めて並べてみると違いが目につきます。
神田公園(写真上)のタコは左目が上に来て、鉢巻きもかなりずり上がった状態なのですが、三の丸公園のタコはやや右上がりの目、鉢巻きもそれに合わせて右上がりになっています。
さらに言えば、砂に埋もれてしまっていますが、じつは神田公園のタコには足があるらしいのです(こちらのブログで拝見しました)。たかがタコと侮っていましたが、意外に奥が深い。
神田公園のタコ |
三の丸公園のタコ |
もしかすると、こちらの童子像も細かいところで違っているかも知れません。
神田公園の童子像 |
No.321 宮前公園(尼崎市)の童子像 |
No.363 上鳴尾公園の童子像 |
(2013年1月訪問)
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