与儀地区で1988~89年にかけて続けざまに開園した5兄弟公園(なかよし、ちびっこ、わんぱく、おもしろ、げんき)。5番目は与儀げんき公園です。最後になりましたが念のため、順番は私が訪れた順番ですので他意はありません。
公園を訪れると出迎えてくれるのは、本ブログではすっかりお馴染みとなった沖縄の公園門。
と思いきや、入ってみると中はトイレです!それも「通路があって、ちょっと曲がったらトイレ」ではなく、通路から即トイレ。写真では右手の衝立の陰になっていますが、男性用小便器は通路から丸見えです。
さすがに、トイレを通らないと中に入れない公園というのは考えにくいので、これは公園門ではなく「公園の入口近くにあって、園内からも園外からも入りやすいようになったトイレ」であり、トイレの入口に公園名が書かれているのは、No.332の与儀おもしろ公園でも採用されていた「トイレの上に園名板」というパターンなのだと理解します。
入ってみたらトイレだったという驚きを乗り越えて公園内に足を踏み入れると、さらに輪をかけてびっくり。じつはトイレは滑り台だったのです!
No.305の小禄南風(おろくなんぷう)公園にも似た「トイレの屋根から滑り台」パターンです。
私の家の近くの街区公園では、子供たちが樹を伝ってトイレの屋根に登りたがるので太い枝が伐られてしまいましたが、むしろこの「登りたがるなら登らしてしまえ!」という解決策の方が良く思えてきます。
トイレの屋上から公園内を見渡すとこんな感じ。土舗装の広場がデーンとあるだけです。
中央にいる人は、投てき板に向かってボールを投げているところ。写真撮影のタイミングが悪いのか、この人のフォームが悪いのか、とても投球練習をしている場面には見えませんが。
投てき板の後ろ側には、幅広のスロープ状のものがあります。所々に小さなジャンプ台のようなものがあるので、どうもスケボーかローラースケートの練習コースのようです。開園が1989年ですので、スケボーというよりは光GENJIの人気に後押しされたローラースケートかも知れません。
しかし最近は屋外でローラースケートをする子供も少ないので(スーパーでローラーシューズで滑って叱られている子は相変わらず見かけますが)、ちょっと使い道のない感じになっています。
その練習コースの壁には、「げんきにあそぼう たのしいこうえん」というタイル画がありました。
少し似てますが、決してアメリカの大きな会社のネズミやアヒルのキャラクターではありませんので念のため。
(2012年12月訪問)
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